World Exhibition Stand Awards
こんにちわ Lingです
世界展示会ブースのデザイン賞レース “World Exhibition Stand Awards” にてオクタノルム社ユーロショップブースが500~1000㎡の部門において最優秀賞を獲得しました。
877㎡のブース造形の最大の特徴は、あえて会場の天井吊りを使わず、床からの立ち上げ部材でモダンかつオープンなイメージを実現しているところです。
トラスや鉄骨も使わず、80角のアルミ部材(通常の80角マキシマではなく、密度の高いDFS84)を柱、80x240mmのオクタリグを天井用の梁として利用し、最大12mの間口を柱無しで飛ばしています。
グラフィック面はほぼ全てファブリック。内部にLEDを仕込みサイド照射で両面内照式としています。
新製品の天吊り丸形ルミナも上下サイド全ての面がファブリック+内照式。
木工ではなく、布を使うことで軽量化を実現し、柱の本数を減らしています。
マキシマ、ファブリックフレームのアルミ部材は黒マット粉体塗装をし、グラフィックとの境目が目立ちません。
グラフィックの内容は通路側外周を黒ベース+白ドットのデザインアクセントで包み、内側にカラフルな色調+動きのある人物画像でポップかつ先進的なイメージを出しています。
このコンセプトを統一することで通路をまたいだ自社ブースエリアとも共有エリアであることが自然と分かります。
グラフィックは統一されていますが、壁面の形はあえてアシンメトリーにすることでクリエイティブな雰囲気を演出しています。
カタログはデジタル式で、ブース来場者はICカード1枚のみ手渡され、興味のある製品の近くにある磁気センサーにタッチすることで各製品のデータを持ち帰ることができるようにし、説明パネルの代わりに様々な場所に配置された映像技術で近代的なディスプレイ方法を実現しています。
ブースの中心にバーエリアを大胆に配置し、世界中のオクタノルムユーザー、訪問者が展示業界の情報を交換し、ビジネスにつながる機会を提供しています。
次回ユーロショップ2023のオクタノルムブースも楽しみにしてください。